過走行車や低年式、このようなトラックは買取を断れてしまったり、市場では売れないなどの理由で廃車にするしか方法がない、このような結論に達してしまうことも多いのではないでしょうか。過走行車は文字通り走行距離が長い車両を指す言葉ですが、実際に10万キロを超えたら過走行で、10万キロ以下ならセーフといった決まりきった定義があるわけではありません。ただ、走行距離が長くなると故障やトラブルの頻度が多くなりがちですから、日本の中ではあまり需要が少なく廃車にするしか手立てがない、このように考える人が多いわけです。ちなみに、年式と聞くと製造年度をイメージする人も多いかと思われますが、これは製造後に登録してからの年数であり、製造年度ではありません。
登録してからの年数が長いものは低年式、そして短いものは高年式といった呼び方で区別されます。一般的にトラック買取は高年式の方が高く売れて、低年式は安くなるもしくは売れないといったイメージが定着していますが、これは日本の市場内での話で、海外マーケットの中では走行距離長くて低年式など古いものなら欲しいといった声が多いので、海外販路を持っているトラック買取業者を使えば売却も可能にします。このとき、その業者が修理やメンテナンスを行うことができる整備工場を完備している、交換部品を格安価格で入手できるルートを確保していて、トラックの専門技術を持つ整備士を確保しているなどの条件をクリアーしていると過走行や低年式の車両でも高価買取の可能性を高めます。