トラックを買取り会社に売却する際には、殆どの方が少しでも高く売りたいと考えるものですが、年式や走行距離は変更することができないので、外装面だけでも綺麗に見えるようにケミカル品を使って洗車を済ませておくことは必須です。トラックの買取り会社でも同じ年式で同じような走行距離の車体を比較した場合、汚れが目立つ車体よりも綺麗な方に良いイメージを与えることが根底にあり、結果的に買取り額をアップさせることも不可能ではありません。洗車自体は高圧洗浄機を使えば決して難しい作業ではありませんが、トラックに長年にわたり乗ってきた場合では、何らかのアフターパーツを取り付けていたり、運転席回りにもパーツ類や両面テープを使ったホルダーなど業務上役立つグッズを固定していることも多い傾向にあります。スポイラー系やミラカバー、バンパーガードやメッキパーツ類、目立つ電飾パーツなどは全てを撤去して新車時に近付ける作業も行うべき行動です。
車体に対して穴開け加工をしていない限り、純正パーツのネジを利用したり両面テープで固定をしている全てのアフターパーツは2時間もあれば元通りにすることができます。もしも両面テープで固定をしているパーツ類の中には、剥がしてみるとテープの糊が残ってしまうようであれば、ドライヤーなどで温めて剥がす方法や市販品のステッカーの剥がし剤を利用する方法、薄め液や液体コンパウンドを使う方法であれば綺麗に糊を剥がせます。